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2026.08.17奥出雲でできる、新しい旅の形について

最近、奥出雲でできる新しい旅の形について考えています。

この秋の三連休に、高橋美恵さんと一緒に、奥出雲で2泊3日の旅を行います。

いわゆる「リトリート」という言葉には、少し違和感があります。

2泊3日、田舎で過ごしたからといって、人生が変わるとは思っていません。

「自分を取り戻す」とか、「心と身体が整う」とか、そういうことも簡単には言いたくありません。

ただ、場所が変わること。

普段とは違う人と過ごすこと。

いつもとは違う速度で、歩いたり、食べたり、話したりすること。

そこから生まれるものは、確かにあると思っています。

ご一緒する高橋美恵さんは、長く食に関わる仕事を続けてこられた方です。

高橋さんと話していると、食べるものだけではなく、

誰がつくったのか。

どこで育ったのか。

誰と食べるのか。

どんな時間の中で食べるのか。

そういうところまで含めて「食」を考えていることがよく分かります。

それは、奥出雲という土地とも相性がいいように感じています。

ここには、棚田があり、たたら製鉄の歴史があり、米や蕎麦、豆腐、醤油をつくる人たちがいます。

観光では、それぞれを一つの「体験」として切り分けることが多いのですが、本来は全部つながっています。

土地があり、生業があり、食があり、暮らしがある。

そのつながりを、旅としてどう見せることができるのか。

そこを考えています。

この2泊3日では、

奥出雲の土地や暮らしを知る。

自然の中を歩く。

地域で食をつくっている人に会う。

食材を探す。

高橋さんと一緒に料理をする。

同じ食卓を囲む。

そして、予定を詰め込みすぎず、自分の時間も持つ。

そんな流れを考えています。

この旅で何か大きな答えを見つけてもらうことが目的ではありません。

ただ、帰ってからも少し続くものがあればいいと思っています。

ご飯を炊くことかもしれない。

食材を選ぶことかもしれない。

誰かと食卓を囲むことかもしれない。

あるいは、奥出雲の誰かと、その後もつながっていくことかもしれません。

一方で、こうした旅を地方で持続的につくるには、現実的な課題もあります。

特に大きいのが二次交通です。

奥出雲は、公共交通だけで自由に回れる地域ではありません。

専用車を用意すれば便利になりますが、その分ツアー代金は高くなります。

かといって価格を下げるために、地域の人の善意や無理に頼る形にはしたくありません。

参加する人にとっても、地域で受け入れる人にとっても、無理なく続けられる旅にするにはどうしたらいいのか。

これは、私たちがこれからも考えていきたいテーマです。

今回の旅では、高橋さんの食に対する考え方と、私がこれまで地域で旅をつくってきた経験を持ち寄りながら、奥出雲だからできる時間を組み立てています。

日程は、この秋の10月10日(土)から12日(月・祝)です。

興味のある方には、ツアーの内容、参加条件、費用、現地での移動方法などを個別にお伝えします。

「少し気になる」という段階でも大丈夫です。

奥出雲で、私たちと一緒に過ごしてみたい方がいれば、気軽にご連絡ください。